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暁天講座




毎年8月1日から5日まで、5日間の早朝講座。午前6時15分からお勤めが始まります。講座は午前8時頃まで。聴講無料。毎年多彩な講師陣で開かれ、聴講者にはパンと牛乳をお配りします。夏の朝、自分の人生に向き合うひと時を、ともに過ごしませんか。

 

 

8月1日~5日/午前6時15分~8時/名古屋別院本堂アクセス
※聴講無料
※手話通訳をご希望の方は事前にお申込みください。
★暁天講座を5日間ご聴講の方に、名古屋別院 報恩講のお斎(とき:食事)券引換券(12月14日~18日に利用可能)を進呈します。詳しくはお問合せください。


早起きは「聴聞」の得。

  

2017年8月1日(火)



講師名 養老 孟司(ようろう たけし)
肩書き 東京大学名誉教授
講題 自己の壁―生命から考える人間の本質

【略歴】

1937年神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学医学部卒業後、1967年医学博士号取得。1981年東京大学医学部教授に就任。1955年東京大学を退官し、1998年に同大学名誉教授となる。1989年『からだの見方』でサントリー学芸賞を受賞。2003年『バカの壁』で毎日出版文化賞を受賞。2006年京都国際マンガミュージアム館長に就任し、現在名誉館長。

【主な著書】

『ヒトの見方』『からだの見方』(筑摩書房)、『唯脳論』(青土社)、『バカの壁』『死の壁』『「自分」の壁』(新潮新書)など多数。

【講演要旨】

現代は、情報過多と言われる時代にあって、多くの人はスマホがないと不安を覚える世の中となりました。利便性・合理性を追求するあまり、人間の価値までもが情報化・数値化されているとも言えます。そんな中、現代人は「自己」の本質を見失い、「自己」と「他者」がいかなる存在で、どのように関係するかもわからないのではないでしょうか…。解剖学の視点から生命の本質を捉え、人間としての本来の「自己」を見いだし、我々が歩むべき方向を示唆していきます。

2017年8月2日(水)

   

講師名 駒沢 勝(こまざわ まさる)
肩書き こまざわ小児科医院長
講題 阿弥陀様と私

【略歴】

1942年広島県三次市生まれ。1968年岡山大学医学部卒業、同大学小児科学教室入局。1969年国立岡山病院小児科勤務。以後白血病など小児科血液学と小児がん領域の患者さんの診察を専攻。その間、科学技術丁長期在外研究員として1973年~1974年米国New York State University UPstate Medical Center 小児科に留学。1983年国立岡山病院小児医療センター小児科医長。1991年岡山県備前市にこまざわ小児科医院を開設、院長。現在に至る。


【著書】

『病気の子どもも日本一』(山陽新聞出版局)、『健康であれば幸せか』『目覚めれば弥陀の懐』(法蔵館)。
 

【講演要旨】

患者さんの死を契機に「死ぬ子は死んでよい、不治の病の子は不治のままで良い」の世界を求め始めました。それ以外彼らの立つ瀬がないからです。超難問でした。親鸞の教えにその答えを探しました。数年の後、答えは意外な方向から来ました。病気や死ぬ子のことではなく、何よりこの罪深い私が、そのまま阿弥陀仏に支えられていたのです。それは私の存在の基盤であり、私の真の救いでもありました。そして全く同じ理屈で、病気や死ぬ子が、否、全ての人があるがままで救われていたのです。私が親鸞から学んだことはそういうことなのです。

2017年8月3日(木)


講師名 里雄 康意(さとお こうい)
肩書き 岐阜県緑林寺住職
前真宗大谷派宗務総長
講題 人が人に成る道

 

【略歴】

1949年生まれ。1971年大谷大学文学部卒業。同朋会館補導、大垣教区駐在教導、宗議会議員(現職)、内局参務、宗務総長を歴任。現在、真宗大谷派大垣教区・緑林寺住職。

【講演要旨】
作家の遠藤周作氏は、「人は人の前を横切らずに生きていけない」と言われています。私たちは、この身を守り生きることによって他の存在を傷つけ、損ない、犠牲にしているのであります。しかし、他なる存在を傷つけ、損ない、犠牲にしていても、そのことを無頓着で後ろめたさも疾しさ持つことなく平然と生きているのです。人が人であることを喪失し、仏(真の人)になる手立ても可能性も何もない者です。そのような者に開かれている仏(真の人)に成る道を尋ねます。



2017年8月4日(金)


講師名 岡 檀(おか まゆみ)
肩書き 慶應義塾大学SFC研究所
講題 日本で〝最も〟自殺の少ない町から学ぶ、心地よい生き方とは

 

【略歴】

慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科博士課程修了。「日本の自殺希少地域における自殺予防因子の研究」で、博士号取得。コミュニティの特性が住民の心身の健康にもたらす影響について関心を持ち、フィールド調査やデータ解析を重ねている。

【講演要旨】

日本で最も自殺が少ない徳島県旧海部町は、ありふれた海辺の田舎町。この町の一体なにが、これほどまでに自殺の発生を抑えているというのでしょうか。私は四年にわたり現地に通い、詳細な調査によってその謎を解き明かしていきました。たどり着いたのは、〝生き心地の良い〟コミュニティを成す五つの要素です。そのユニークな特徴をお伝えし、皆さんとともに考える機会にさせていただければと思います。

2017年8月5日(土)




講師名 南 直哉(みなみ じきさい)
肩書き 福井県霊泉寺住職
霊場恐山院代
講題 「魂」のゆくえ

【略歴】

1958年長野県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。一般企業を経て、1984年曹洞宗において出家得度。大本山永平寺に上山、約20年に及ぶ修行生活を送る。現在、福井県霊泉寺住職、青森県恐山菩提寺院代(住職代理)

【主な著書】

『語る禅僧』(ちくま文庫)、『日常生活のなかの禅』『「正法眼蔵」を読む』(講談社選書メディア)、『老師と少年』『なぜこんなに生きにくいのか』(新潮文庫)、『賭ける仏教』(春秋社)、『恐山』(新潮文庫)、『自分をみつめる禅問答』(角川ソフィア文庫)、『善の根拠』(講談社現代新書)、『刺さる言葉』(筑摩選書)など。

【講演要旨】

青森県下北半島の霊場恐山。その院代(住職代理)としての日々において目の当りにしたのは、まぎれもない「死者」の存在でした。大切な人と別れた者にとって、「死者」はどのように立ち上がり、どのような意味を持つのかを私はこの地を訪れる人に学んできました。それは結局、私たち自身の在り方がいかに他者と深く結ばれているかを学ぶことでもありました。今回、そのような私の経験から、人の「魂」の意味を皆さまとともに考えて参りたいと思います。
 

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