お知らせ
[クロストーク]斎藤幸平 × 近藤俊太郎 × 名和達宣/2023年10月21日人生講座
~反響のあった企画がスケールアップして再び~
「RE:親鸞とマルクス」
昨年10月15日に「親鸞とマルクス」のテーマで人生講座を開講し、斎藤幸平氏(東京大学准教授)と名和達宣氏(真宗大谷派教学研究所所員)が対談を行い100名を超える聴講者がありました。その後、対談内容をYoutubeにて配信したところ、多くの反響(賛否様々なご意見)をいただきました。そこで、今回は『親鸞とマルクス主義』(法蔵館)の著者である近藤俊太郎氏(本願寺史料研究所研究員)も加わり、さらなる展開も期待して「RE:親鸞とマルクス」とのテーマで開講します。
( 前回動画「親鸞とマルクス」 )
前回は親鸞思想とマルクス思想の共通し得る接点がないかを主眼におくも、今回は思想的な相違点に着目して、お互いにその≪違い≫を聞き合います。また、同時開催の「ドデ祭2023」(主催:名古屋テレビ)の来場者にも伝わるよう、お互いに専門用語をかみ砕いたり理解を深める言葉を交わして進行していきます。ぜひ、おでかけください。
▼詳細
日時:2023年10月21日(土)15:00-17:00
会場:東別院ホール(東別院会館3階)/名古屋市中区橘2-8-45
参加費:無料(inドデ祭特別価格)
定員:400名(先着順)
出演:斎藤幸平、近藤俊太郎、名和達宣(進行:田中智教)
テーマ:「RE:親鸞とマルクス」
斎藤幸平(さいとうこうへい)
1987年生まれ。大阪市立大学准教授を経て、現在、東京大学准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想、社会思想。2020年9月に集英社新書から出版された『人新世の「資本論」』は50万部のベストセラー。
近藤俊太郎(こんどうしゅんたろう )
1980年生まれ。現在、本願寺史料研究所研究員。龍谷大学非常勤講師。龍谷大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専門は近現代日本の思想史・仏教史。2021年に法蔵館より『親鸞とマルクス主義――闘争・イデオロギー・普遍性』を刊行。
名和達宣(なわたつのり)
1980年生まれ。親鸞仏教センター研究員等を経て、現在、真宗大谷派教学研究所所員。京都光華女子大学非常勤講師。専門は親鸞教学、近代日本思想史。2020年に法蔵館より『近代の仏教思想と日本主義』(共編著)を刊行。